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日本橋を「山王祭」の行列が巡幸-歴史装束の約500人が練り歩き

平安装束やみこ装束をまとった総勢約500人の行列が都心を練り歩く

平安装束やみこ装束をまとった総勢約500人の行列が都心を練り歩く

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 日枝神社(千代田区)の例大祭「山王祭」の巡幸行列が6月8日、日本橋地域を練り歩いた。

地元の子供たちも山車を牽いて練り歩く

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 山王祭は、1300年以上の歴史を持ち、神田祭、深川祭と並ぶ江戸三大祭りの一つ。江戸時代には、みこしが江戸城内に入り、将軍に拝礼する「天下祭り」として盛大に行われた。

 今年は、2年に1度の大祭の年。鳳凰(ほうおう)を飾ったみこし「鳳輦(ほうれん)」など3基のみこしを中心に、平安装束やみこ装束をまとった総勢約500人の行列が都心を練り歩く「神幸祭」は、同祭り最大の見どころとなった。

 当日の朝、日枝神社を出発した行列は、昼過ぎに東京駅付近を通過し、13時過ぎには、分社である日枝神社日本橋摂社(中央区日本橋茅場町1)に到着。都心のビル街に現れた王朝絵巻さながらの風景に、多くの見物客が足を止めていた。

 10日には、氏子同士の交流を目的とした「下町連合渡御(とぎょ)」を行う。日本橋地区と京橋地区、八丁堀・茅場町地区が連合し、総勢10基のみこしが、日本橋摂社から各地を回り、「日本橋」を目指す。

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