人形町で8月6日、夏季恒例の「人形町せともの市」が始まった。主催は蛎浜会、せともの市実行委員会。
高級品の半端もの、見切り品、処分品などを中心に市価の3~5割引きで出回る
かつて陶磁器問屋が集まっていた人形町・蛎殻町・浜町エリア。1954(昭和29)年に始まった同市は、今年で59回目。年に1回の在庫処分市として、3日間で30万人以上の人出でにぎわう。
水天宮前から人形町交差点まで350メートルにわたり、人形町通りの両側の歩道に約35張りのテントが立ち並ぶ。陶磁器をはじめ、クリスタルや江戸切り子などのガラス、漆器などの食器類全般や台所用品などを販売。百貨店などで売られていた高級品の半端もの、見切り品、処分品などを中心に市価の3~5割引きで出回る。値引き交渉も同市の楽しみの一つ。
期間中、大観音寺前で「ろくろ体験教室」も開く。参加費は1,500円。
開催時間は9時~20時。今月8日まで。