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日本橋三越の中央ホールに本格的日本庭園 滝・池で癒やしの和空間創出

日本を代表する庭師、北山安夫さんが2年にわたり同店に足を運び、思いを巡らせたという「水炎庭」

日本を代表する庭師、北山安夫さんが2年にわたり同店に足を運び、思いを巡らせたという「水炎庭」

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 日本橋三越本店(中央区日本橋1、TEL 03-3241-3311)1階中央ホールに11月9日、本格的な日本庭園「水炎庭」が出現した。

循環型の滝や池、石橋を備えた本格的な日本庭園

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 同店全館で行われている京都フェアの一環で、日本文化の根源にある「禅」を具現化した空間として「日本庭園」をアートの視点で紹介する。

 会場となった中央ホールには防水加工が施され、京都・高台寺などの名だたる庭園を手掛ける庭師・北山安夫さんが中央ホールを「洛中」に見立て、京都から運び込んだ庭石やコケ、砂利や庭木で、循環型の滝や池、石橋を備えた本格的な日本庭園を造り出す。

 同店が完成した1935(昭和10)年以来、店内に本物の庭園を造るのは初めてのことだという。今回の責任者で美術担当の石黒さんは「庭づくりも取扱商品の一つだが、店内に造園するのは三越始まって以来の試み。期間限定の日本庭園だが、毎日庭師の手が入り日々変化していく。北山さんが造り出す一期一会の世界を楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は10時30分~19時30分。今月15日まで。

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