新丸ビル4階のコンセプトストア「STITCH　TOKYO（ステッチ　トウキョウ）」（千代田区丸の内1、TEL　03-3240-1950）で8月9日、「安野モヨコのしごと」展が始まった。企画・運営は、「STITCH　JAPAN（ステッチ　ジャパン）」（目黒区）。

「モダンかつエレガント」をコンセプトに安野さんがデザインした「丸の内ガール」商品の販売も

　デザイン性の高い雑貨や民芸品、伝統工芸品などの販売や企画を通して、新しいライフスタイルを提案する同店。同展では、現代女性を描いた漫画や食べ物、美容エッセイで人気の漫画家・安野モヨコさんの作品を展示する。

　「ハッピーマニア」や「働きマン」「さくらん」など、安野さんの作品は多数ドラマ化・映画化されており、同店のメーンターゲット層である30代女性からの支持が高い。「伝統を新しい感性で楽しむ、ライフスタイルの提案をしたい」と企画担当の花輪哲史さん。

　原画4点、複製原画13点の他、多数のイラストパネル作品などを展示。「モダンかつエレガントな女性」をコンセプトに安野さんが日本女性の持つ神秘的な美しさを表現、紋様化したデザイン「丸の内ガール」商品の販売も。「真珠」「孔雀（マラカイトグリーン）」「月長（ムーンストーン）」など宝石の和名から名付けた3種類のデザインをパッケージや商品にあしらう。1922（大正11）年創業の老舗「松徳硝子」とコラボレーションした「丸の内グラス」シリーズ（各3,675円）や、ドライジンジャーやキウイなど6種類を取りそろえた「丸の内　ドライフルーツ」（ボトル＝1,470円、ビニールパック＝630円）、大阪の手ぬぐいブランド「にじゆら」による注染（ちゅうせん）技法の「丸の内手ぬぐい」（各1,680円）など。

　営業時間は11時～21時（日曜・祝日は20時まで）。8月25日まで。