日本橋小網町に9月18日、「場づくり」をテーマにしたスクール「B-SCHOOL」が開講する。PR会社「バウム」（中央区小網町）と、空間プロデュースやコミュニティー運営などを手掛ける「ツクルバ」（渋谷区）との共同経営。

　両社のコンセプトは「ツクルバ＝作る場」と「バウム＝場生む」。広い意味での「場づくり」をテーマに活動する両社が、互いに共通する考え方やそれぞれの専門分野へのアプローチを基にカリキュラムを作成。両社の事例から、場作りの理論、ノウハウなどを講義形式で学び、フィールドワーク、チームでのアイデア会議を経て、場づくりの実践を体験する。街の活性化やソーシャルな課題解決、会社の雰囲気作りなど、さまざまなニーズに取り組む「場のつくり手」増加を目指す。

　第1期は「場の発明クラス」。授業は各回90分、週1回、全7回。日本橋と渋谷にある両社のオフィスで交互に開く。東西に人が行き交うことで新たな発想を刺激することを狙いの一つとし、今後、拠点を広げていくという。

　受講料は3万円。申し込みは9月10日まで受け付ける。