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東京の老舗5社、「ピーセン」詰め合わせを共同開発

「東京土産としての使い勝手の良さを意識して開発された老舗5社コラボ「ピーセン」

「東京土産としての使い勝手の良さを意識して開発された老舗5社コラボ「ピーセン」

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 日本橋の老舗和菓子店「榮太樓總本鋪」(中央区日本橋1、TEL 03-3271-7785)が5月20日、老舗4社と共同開発した「ピーセン」の詰め合わせ「東京暖簾(のれん)めぐり」を発売した。

創業100年以上の老舗企業の素材に限定した詰め合わせ「東京暖簾(のれん)めぐり」

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 「ピーセン」とは、もち米とピーナッツを使用した揚げスナック。かつて菓子メーカー「銀座江戸一」が製造していたが1999年、同社の廃業に伴い、榮太樓總本鋪がレシピと商標を受け継いだ。2011年から日本橋の老舗とのコラボ、浅草の老舗とのコラボの2種類の詰め合わせを販売していたが、今回、東京土産としての打ち出しを強め、複数のエリアの老舗を集めて内容を刷新した。

 通常のピーセンの他、1699年創業のかつお節専門店「にんべん」(日本橋室町1、TEL 03-3241-0241)の「かつお節ピーセン」、1690年創業ののり専門店「山本山」(日本橋2、TEL 03-3281-0010)の「あおさのりピーセン」、1625年創業の七味唐辛子専門店「やげん堀 七味唐辛子本舗」(墨田区)の「七味唐辛子ピーセン」、1789年創業のそば屋「更科堀井」(港区)の人気メニューをイメージした「ゆずきりピーセン」の5種類を詰め合わせた。17グラム入り5袋で、価格は540円。

 「東京土産としての使い勝手の良さを意識して開発した。かさばらず持ち帰れるコンパクトなパッケージで価格も下げた」と同社常務の細田将巳さん。「創業100年以上の老舗企業の素材に限定し、より特別感を強めた」とも。

 榮太樓總本鋪の各店舗と全国の百貨店・スーパーなどで取り扱う。

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