大伝馬町のコンテンポラリーアートギャラリー「みうらじろうギャラリー」(中央区日本橋大伝馬町2、TEL 03-6661-7687)で1月8日、「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」展が始まった。
「現在の作品との共通点や作風の変化を楽しんでもらいたい」とオーナーの三浦さん
著名作家のデビュー当時の作品を集めた同展。栴檀は香木になる白檀(びゃくだん)のことで、双葉の時から非常に良い芳香を放つ。タイトルは大成する人は幼少期から優れた才能を現すということわざから採った。
出展するのは、英BBCや米CNNなど世界各国で話題となった「むすめと!ソラリーマン」シリーズや「スクールガール・コンプレックス」シリーズなどの写真家・青山裕企さんや、アイドルのポートレートなどで知られる写真家・五味彬さん、独特なタッチで描く少女や少年の挿絵で知られる七戸優さんなど有名作家から気鋭の若手アーティストまで総勢23人。
「全てデビューしたてのことに購入したもの。現在の作品との共通点や作風の変化を楽しんでもらいたい」とオーナーの三浦次郎さん。「まだ評価される前に目を付けた作家が後に認められるのはとてもうれしいこと。目利きの楽しみも知ってもらえたら」とも。
開館時間は12時~19時。月曜・火曜休廊。入場無料。今月24日まで。