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大丸東京店で「愉快なステッキ展」-チャップリン秘蔵写真も展示

細部まで再現されたチャップリン像(撮影 ヒルトン東京店内にて)

細部まで再現されたチャップリン像(撮影 ヒルトン東京店内にて)

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 東京駅八重洲口の大丸東京店で1月30日、世界のステッキとチャップリンの秘蔵写真を展示する「C.チャップリン&愉快なステッキ展」が始まる。

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 同展は、高齢者が気楽に使えるデザイン性の優れたステッキを提案するとともに、世界中から集めた120点以上のステッキを展示。ステッキを使うことにためらいがある人へのバリアフリーにつなげたい考えだ。護国寺所蔵の「鳩杖」や徳川家ゆかりのつえをはじめとした歴史的価値のあるステッキ、バイオリンや絵の具セット、釣り道具などに変化する奇想天外なアイデアの仕込みづえ、ガラスや花など繊細な装飾が施された美術品、エリザベス女王や長嶋茂雄さん、吉田茂元首相などの著名人ゆかりのステッキを集めた。「5段折りたたみ」(8,888円)や「ストレート」(7,777円)など普段づかい用の販売も行う。

 同展を企画したのは、ホテルヒルトン東京内のステッキ専門店「ステッキのチャップリン」を運営する「サンビーム」(新宿区)。同店では、自身も片足が不自由な同社の山田澄代社長が転倒予防医学研究会と開発した歩行補助用ステッキをはじめ、スネークウッドや象牙などを使用した高級品やアンティークなど約1500種類を取り扱う。山田社長は、ステッキがトレードマークだった喜劇王チャーリー・チャップリンの子息や、マネジャーを務めた高野虎市さんとも交流があることから、同展では、チャップリンの訪日時の様子など秘蔵写真を集めたパネル展示も行う。

 「映画や舞台で使われる遊び心のあるものなど、初めての方にもステッキを知ってもらえる機会。老若男女問わず興味を持ってもらえれば」と佐藤真弓常務。期間中、無料のステッキ診断や石突き(ゴム)の無料交換を行う特設コーナーも。

 開催時間は10時~20時(初日は12時開場、最終日は17時、木曜・金曜は21時まで)。2月5日まで。

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