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老舗5社が共同開発した「日本橋ふりかけ その2」-隠し味にあんこ使用

隠し味にあんこを加え、甘味・辛味・酸味のバランスを考えた

隠し味にあんこを加え、甘味・辛味・酸味のバランスを考えた

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 日本橋の老舗5社が共同開発した「日本橋ふりかけ その2」が5月10日、販売を開始した。

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 2011年に販売を始めた、つくだ煮店「日本橋鮒佐」(中央区日本橋室町1、TEL 03-3270-2731)、かつお節専門店「にんべん」(日本橋室町1、TEL 03-3241-0241)、のり専門店「山本海苔店」(日本橋室町1、TEL 03-3241-0261)、「志乃多寿司總本店」(日本橋人形町2、TEL 03-5614-9300)の老舗4社による「日本橋ふりかけ その1」は累計売上5万パックを超える人気となり、生産が追い付かない状況が発生。特に仕込みに手間が掛かる「志乃多寿司總本店」の「煮揚げ」が足りなくなったことから、これに代わる新たな具材を使って「その2」を開発することに決めた。

 今回は、「にんべん」のかつお節、「山本海苔店」ののりに、1872年創業の合鴨料理店「鳥安」(東日本橋2、TEL 03-3862-4008)の「鴨そぼろ」、1857年創業の和菓子店「榮太樓總本鋪」(日本橋1、TEL 03-3271-7785)の「あんこ」を加え、「日本橋鮒佐」が製造を担当する。いずれも日本橋エリアにある創業100年以上の老舗で、時代に磨かれた味のコラボが再び実現した。

 「前回は海産物がベースだったが、今回は肉がベース。クセの少ない合鴨に『パンチのある隠し味』として、あんこを加え、甘味・辛味・酸味のバランスを考えた」と日本橋鮒佐の専務・宮内悠さん。「ふりかけの味付けは、塩分・糖分とともに粘度が決め手。あんこのとろみに味がよく染み込み、絶妙な仕上がりになった」とも。

 30グラム入りで、価格は378円。オンラインでの販売の他、日本橋鮒佐本店、日本橋三越本店(日本橋室町1)、トウキョウミタス(千代田区丸の内1)、各店売り場などで取り扱う。

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