東京駅周辺で8月24日、美術館4館が連携するアート企画「EDO TOKYO NIPPON アートフェス 2018」が開催される。
三井記念美術館、三菱一号館美術館、東京ステーションギャラリー、出光美術館と現在、ビル建て替えのために休館中のブリジストン美術館の5美術館では、「東京駅周辺美術館連携」として、同エリアを「新しいアートスポット」として浸透・定着することを目指し、共通券の販売や「東京駅周辺美術館MAP」を共同で発行している。
今回のアートフェスもその一環で、休館中のブリジストン美術館を除く4美術館では各館の特徴を生かした展覧会やワークショップを企画。三菱一号館美術館ではファミリー向け「夜の館(やかた)ツアー」として夜のフロア巡り(25日18時~19時、参加無料、定員15人、要予約)を実施。三井記念美術館では中高生と保護者のペアを対象に能面観賞会(25日15時~16時、定員10組20人、参加無料、要予約)や能の模様を描くワークショップ(26日13時~15時、定員10組20人、参加費500円、要予約)も予定する。
日本工業倶楽部(丸の内1)では、各美術館学芸員による共同講演会「真夏の夜の学芸員あるある物語」(8月24日18時30分~20時30分、当日先着順150人 入場無料)を開催。カラーの違う5館の学芸員が、美術館の知られざる舞台裏を紹介する。
期間中、小中学生の保護者を対象に参加美術館の入館料を割引し、江戸と東京の歴史が分かる今昔ガイド付きの「東京駅周辺ミュージアムバス」(11時~18時)も無料運行する。
8月26日まで。