丸の内エリアで10月2日、「大手町温泉」の湯質をイメージしたご当地薬用入浴剤「大手町の湯Produced by日本の名湯」の販売が始まった。
三菱地所プロパティマネジメントと入浴剤メーカー「バスクリン」が共同開発した同商品。2015年10月、ビジネス街から湧き出して話題となった「大手町温泉」の泉質を参考に成分や色合いを調整した。医薬部外品。
商品化に当たり、バスクリンの社員が大手町温泉に入浴し、丸の内エリアの街並みを散策したという。「大手町温泉自体は大変珍しいタイプの温泉で、とろみ感のある湯ざわりや湯色、湯上り後の温かさが持続するのが特徴。街のイメージを意識しながら商品開発を進めた」と同社。
「塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウムを有効成分に配合したとろみのある湯質で、しっとりすべすべの湯上がり肌が期待できる」とも。香りは、「いよかん」から開発したという和かんきつ系香料成分をベースに天然香料のオレンジオイル、レモンオイルを配合した。湯色は丸の内イルミネーションのオリジナルカラー「シャンパンゴールド」をイメージした琥珀(こはく)色。
効能は「冷え症、肩のこり、腰痛、疲労回復、神経痛、荒れ性、しっしん、にきび」などとしており、丸の内で働くワーカーを意識した。価格は1包(30グラム)=284円、箱入り(30グラム×5包)=1,188円。
10月2日にリリースした、丸の内エリアから「贈るこころ」を伝える土産ブランド「おしまるや」の販売アイテムの一つとしてラインアップする。「丸善、丸の内本店」や「ティップネス丸の内スタイル」、「丸の内ロフト」など丸の内エリア内の協力店10店で販売する。