2018年10月に開業した日本橋髙島屋三井ビルディングの9階にある「日本橋ホール」(中央区日本橋1)で3月12日、「企業に求められる働き方改革~基調講演&実践者によるパネルディスカッション~」が行われる。主催は三井不動産。
「働き方関連法案」の大手企業4月導入を前に、先行企業の事例を紹介
「働き方関連法案」の大手企業4月導入を前に、「働き方改革」の専門家や、すでに先行導入している企業の実務者の生の声を聞く同企画。企業の人事総務部門や「新しい働き方」を模索するサラリーマンなどを対象に行う。
第1部は日本で唯一の総務専門誌「月刊総務」の豊田健一編集長が「働き方改革は第二章 今後の流れと成功事例」と題して基調講演を行う。毎月、企業の総務部門、有識者、最新企業事例を取材し、日本で最も多く「総務の現場」を知っているという豊田さんが、現在進められている「働き方改革」を「戦略総務」という視点からどのように進めていくべきかを大局的見地から解説する。
第2部は一般社団法人「日本健康企業推進者協会」の坂本崇博さんがファシリテーターを務め、実際に企業で「働き方改革」に取り組んでいる実務者を交えてパネルディスカッションを行う。
坂本さんは、オフィス機器メーカー「コクヨ」に勤務しながら15年前から「日本では働き方改革が不可欠になる」と宣言し、自らの「働き方」を改革し、社内に企業向けコンサルティング事業を立ち上げてきたという。「この数年『働き方改革』という言葉が先行して躍っているが、多くの企業では、まだ手応えが少なかったり遅々として進まなかったり、そもそもどのようにして成果測定するか決めかねているなど暗中模索で課題も多いのではないか。さまざまな企業の『働き方改革』の相談に乗ってきた経験から、成功事例や失敗事例も踏まえて、成功の鍵を紹介したい」と話す。
開催時間は16時30分~18時45分(予定)。働き方改革に合わせ、夕方の早い時間帯に行う。入場無料(先着順)。申し込み、問い合わせはメールで受け付ける。