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日本橋兜町で「はじまり商店街」始動 地元就労者らコミュニティー立ち上げへ

日本橋兜町・茅場町周辺で働く地元ワーカーを中心に、約20人が準備委員会立ち上げに集結

日本橋兜町・茅場町周辺で働く地元ワーカーを中心に、約20人が準備委員会立ち上げに集結

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 日本橋兜町の第一平和ビル地下1階のシェアオフィス「FinGATE BASE」(中央区日本橋兜町5)で7月17日、地域コミュニティー立ち上げを目指す「はじまり商店街 『日本橋兜/茅場町』 (仮)立ち上げ準備委員会」が行われた。主催は「対話」をテーマに地域コミュニティづくりを支援する「はじまり商店街」。

グループに分かれて「コミュニティづくり」をテーマにディスカッション

 東京証券取引所など茅場町・兜町エリアを中心に不動産事業を展開する平和不動産が、スタートアップアップ企業向けオフィスとして7月9日にオープンした同スペース。施設内にはラウンジや共用会議室、スタンディングデスクなどの多様なワークスペースのほか、ボルダリングや卓球などのリラックススペースも備える。

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 会場となったラウンジには地元で働く会社員やベンチャー経営者など約20人が集合。開始早々、全員で同ビル内のコンビニにおつまみや飲み物の買い出しに行くなどして、初対面の参加者同士の距離も一気に縮まった。

 同社街づくり推進室の荒大樹さんによる、兜町エリアの歴史や成り立ちのレクチャーや地元ワーカーで数年前に日本橋に転居してきたという眞鍋裕亮さんの「日本橋エリアの住まい方と働き方の魅力」と題したプレゼンテーションが続き、主催者の「はじまり商店街」熊谷賢輔さん柴田大輔さんによる趣旨説明が行われた。

 今年2月まで日本橋大伝馬町でコミュニティスぺースを運営してきたという熊谷さんと柴田さんは「自分たちがつくりたいのはまちを思うヒトたちがつながる『場』と『コミュニティー』。金融や郵便局、小学校、公園など日本初のさまざまなモノ・コトのはじまりを産み出した日本橋兜・茅場町。その『始まり』にふさわしい場所で、地元で働き、生活する参加者同士が一杯酌み交わしながらつながり、語り合える場をつくっていく。これからのまちづくりを一緒に妄想し、構想し、まずは小さくカタチにすることを目指していきたい」とあいさつ。「大伝馬町のコミュニティスぺースでのご縁から、平和不動産をつないでいただき、まちづくりの取り組みをご一緒させていただいている。また日本橋のエリアに帰ってこられて、とてもうれしい」とも。

 休憩を挟んで参加者全員が4チームに分かれて魅力的な兜町・茅場町づくりを目指して「つながる場とは?」をテーマにグループディスカッションを実施。金融発祥の地らしく、「お金のことが学べる街」「日本のウォール街」「おとなの児童館」などそれぞれユニークなアイデアを発表していた。

 今後、今回の参加者を中心に、兜町・茅場町のまちづくりの場として同委員会を定期的に開催。次回は8月下旬を予定する。