中央区で活動する登壇者の話を聞きながら、地域の人と人をつなぐトークイベント「中央区100人カイギ」が6月24日、「人形町名花館」(中央区日本橋人形町1、TEL 03-3663-2454)行われた。
「100人カイギ」はゲストスピーカーの話を聞きながら来場者のネットワークを広げるマッチングプロジェクト。国内各地で展開しており、中央区は23番目の開催地となる。ステージでは地元に就労または居住するゲストが登壇し、10分の持ち時間の中でトークする。1回5人が登壇し、累計100人になるまで継続するという。
中央区で第1回開催となったこの日は、ブルーミング中西5代目社長の中西一さんや、障害者就労支援協会代表理事の佐藤恵子さん、人形町の置き屋「福富家」が実家というFUKUMITOYA 社長の磯部一郎さんなど5人が登壇し、仕事や人生観、地域への思いなどを熱く語った。会場には近隣で働く会社員やOL、企業経営者など約100人が駆け付け、登壇者の話に耳を傾けた。5人の講演に並行してイラストでトーク内容をビジュアル化して記録するグラフィックレコーディングも行われ、内容の的確さに感心する登壇者の姿もあった。講演後は、記録されたイラストの前に立ち、来場者と交流していた。
同イベント発起人の一人、神庭雄一郎さんは「中央区100人カイギで『この町を好きになるきっかけ』が生まれる。そんな場が創れたらうれしい。次回も中央区で活躍する5人のスピーカーをゲストに迎えるので、ご来場いただければ」と呼び掛ける。
次回開催日は7月26日(19時~)。会場は「人形町名花館」。参加費は1,000円(ドリンク付き)。