日本橋川で9月21日・28日、和モダン屋形船「舟遊びみづは」と老舗弁当店「弁松総本店」(中央区日本橋室町1)のコラボクルージング企画が行われる。主催は「フローティングライフ」(江東区)。
日本橋の昔の絵はがきコレクターでもある「弁松総本店」8代目社長の樋口純一さん
弁松総本店は、1850(嘉永3)年に日本橋魚河岸で創業し、江戸の味を今に伝える折り詰め弁当の老舗。クルージングでは江戸の人々が好んだ同店の「しっかりした味付け」の弁当を楽しみながら、川巡りを通して日本橋川の歴史散歩を楽しむ。
集合は弁松総本店で、乗船前に日本橋の昔の絵はがきのコレクターでもある同店8代目社長の樋口純一さん所蔵のアンティーク絵はがきを見学し、高速道路が無かった頃の日本橋川の歴史を予習。当時の絵はがきはニュースを伝えるメディアとしての側面もあり、日本橋に起こったさまざまな出来事をコレクションから追体験する。
「今回のクルージングは当社の設立6周年を記念した企画で、記念の手拭いや樋口社長制作の『日本橋絵はがき超全集』など、お土産も充実している。魚河岸と縁の深い樋口社長と共に豊洲の新市場を舟で巡り、同店のお弁当へのこだわりや歴史を伺う」とフローティングライフの佐藤美穂社長。「用意する『特別調製弁当』は、京風の薄味に慣れた方にはちょっと驚くくらいの濃いめの味付け。日本酒にもよく合うのでお酒持参で気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~13時45分で、航行時間は約75分。参加費は7,000円(弁当・ワンドリンク・お土産付き、飲食物持ち込み自由)。