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日本橋船着場で座敷船「みづは号」の船長が現場復帰 2カ月の療養経て夫婦舟復活

2カ月の療養を経て現場復帰となった「みづは号」取締役船頭の佐藤勉さん(中央)と美穂社長

2カ月の療養を経て現場復帰となった「みづは号」取締役船頭の佐藤勉さん(中央)と美穂社長

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 日本橋川や隅田川を中心に和モダン屋形船「みづは号」を運営する「フローティングライフ」船頭の佐藤勉さんが10月28日、2カ月ぶりに現場復帰した。

和モダン屋形船「みづは号」

 社長で妻の美穂さんと二人三脚で2013年に開業し、「橋梁エンジニアと行く東京橋語り舟遊び」や「夜のイグアナ舟遊び」などユニークなクルージング企画を展開してきた同社。サラリーマン時代、転勤で米国暮らしをしていた時期に「日本の文化や粋な遊びを伝える仕事をしたい」という2人の思いが募り、美穂さんが船好きということもあり小舟による水上観光どういう領域にチャレンジしたという。「みづは号」は2人の思いを込めた特注船で、オープンデッキ「船座敷」を備えた12人乗りの屋形船。飲食の持ち込みも自由で1時間4万3,000円から貸し切ることができる。

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 9月4日に勉さんがゴルフ中に急性心筋梗塞を発症。一緒にいたゴルフ仲間の心臓マッサージやAED処置で一命をとりとめた。一時期ICUに入っていたが、処置が早かったこともあり10一般病棟に移り、10月中旬に無事退院し自宅でリハビリを続けていた。

 療養中は船頭仲間のヘルプ船長の協力で営業を続けていたが、今回無事に現場復帰し夫婦舟復活となった。

 「皆様のおかげで、予想以上に早い復帰ができてホッとしている。潮や天気にも左右される大変な仕事。身体が資本であることも痛感した」と美穂社長。「これからも末永く、夫婦で日本橋川と東京の水辺の魅力を発信していきたい」と笑顔を見せる。