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日本橋「アートモール」で抽象画「ヒロ・ヤタベ展」 最新作など27点を展示

「抽象画は見る人と描き手の共同作業」と話すヒロ・ヤタベさん

「抽象画は見る人と描き手の共同作業」と話すヒロ・ヤタベさん

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 抽象画「ヒロ・ヤタベ展」が2月18日、ギャラリー「アートモール」(中央区日本橋室町1、TEL 03-6262-1522)で始まった。

日本橋のギャラリーで「ヒロ・ヤタベ展」 観手の想像力が完成させる抽象画

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 今回で2回目となる同展。会場には最新作「Floating Colors(浮かぶ色彩)」も含めた、F0号からF10号までのスタイルの異なる抽象画27点が並ぶ。

 小説創作のため、頭に瞬間的に浮かんだイメージをポストイットに描きためたことが絵を始めるきっかけになったというヤタベさん。大学卒業後、サラリーマン生活を経て、2012(平成24)年に47歳で画家デビュー。「彗星(すいせい)のように現れた遅咲きの抽象画家」として注目を浴びている。

 「抽象画は観手と描き手の共同作業。私の作品も見る人の想像力が加わることで成り立つ」とヤタベさん。「抽象表現の色や形に意味を見いだす手掛かりは、一人一人の記憶や経験の中にしかない。実際に会場で作品を見て、新しい解釈を加えていただければ」と笑顔を見せる。

 展示時間は12時~20時(最終日は17時まで)。今月23日まで。入場無料。

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