日本橋三井タワー2階のアゴラカフェ(中央区室町1)が7月1日、IOC公認のスポーツカフェとして再オープンした。
芸術・文化・スポーツを通じてオリンピック精神や理念を伝える文化プログラム「オリンピック・アゴラ(Olympic Agora)」の一環。席数は56席。オリンピックカラーのフラッグやタペストリーで装飾した店内には、アテネ大会以来のピンバッジやスポーツカード、資料写真などを展示。正面ステージには150インチのスクリーンを設置し、過去大会の競技映像を投影する。
フードメニューは、日替わりランチ(1,200円平日11時~14時)、アンガス牛の特製ハヤシライス(1350円)のほか、期間限定の特別メニューとして、五大陸が育んだ食文化に和食を加えた6品の料理で構成する3種類の「オリンピックプレート(2,980円)」を提供する。
同店は昨年12月プレオープンし営業を行っていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発出が続き、フル稼働で営業できる環境の維持が難しいことから限定的な営業が続いていた。
同店の運営会社スパートの嶋崎琢也社長は「4度目の緊急事態宣言発出を受け、現在席数は通常の約半数に減らし、酒類の提供も控えている。IOC公認カフェなので、オリンピックらしく五大陸をモチーフにしたフードプレートなど世界の食文化が楽しめる特別メニューを期間限定で用意している。ぜひ足を運んでほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~18時(ラストオーダー17時30分)、8月15日まで。