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日本橋に自転車で脱穀するコーヒー店 生産者が見える豆を産地直送で提供

水も電気も燃料も使わず自転車でコーヒー豆を脱穀し天日で自然乾燥させる「サステナブルコーヒー」

水も電気も燃料も使わず自転車でコーヒー豆を脱穀し天日で自然乾燥させる「サステナブルコーヒー」

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 日本橋のさくら通りにサステナブルコーヒーを提供するコーヒー店「GOOD COFFEE FARMS Cafe & Bar」がオープンして1か月がたった。

生産者が見える豆を産地直送で提供

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 水も電気も燃料も使わず自転車でコーヒー豆を脱穀し天日で自然乾燥させる「サステナブルコーヒー」を扱う「GOOD COFFEE FARMS」(中央区日本橋11)がコンセプトショップとしてオープンした同店。店内で提供するコーヒーは、同社が栽培から精製、輸出入、販売までを一貫して行っているもの。

 約70平方メートルの店内は明るい木目調の内装で、席数は20席。提供メニューはコーヒー(495円~)、クラフトビール(825円~)、グアテマラ産ラム酒(1,100円~)などのドリンク類のほか、ブリトー(605円~)、などのフードメニューを販売もある。その他、精製方法(収穫されたコーヒーの果実がどのような工程を経て生豆に加工されたか、精製方法)の違いが分かる3種の飲み比べコーヒーセット(990円)や、コーヒーチェリーの果皮をアップサイクルした紅茶「カスカラティー」(550円)も提供する。

 店舖オペレーションのコンサルティングを担当するバリスタの望月光さんは「バリスタ歴14年だが生産者が見えるコーヒーを扱うのは初めて。生産者によって変わる微妙な味わいの違いを楽しんでほしい」と話す

 同社事業責任者の空賀啓輔さんは「味の違いやコーヒーの生産情報に加え、生産者の人となりを写真付きで紹介することで、飲み手飲む人が作り手に思いをはせながらコーヒーを楽しむことができる。一杯のコーヒーが手元に届くまでの物語を消費者に届けるとともに、生産者に対しても消費者の声をダイレクトに伝えられる場所にしたい」と話す。「産地直送だからこそ届けることができる生産者のこだわりを発信していきたい」とも。

 営業時間は7時~21時30分(土曜・日曜・祝日は9時開店)。

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