JR東京駅構内1階の「グランスタ東京」内に期間限定のショールーミング店舗「&found(アンドファウンド)」がオープンした。運営はJR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(千代田区)と大日本印刷(新宿区)。
生活者の体験価値(CX:Customer Experience)や満足度を高める「次世代店舗」の実証実験として両社が展開する同店。東京駅の特長でもある、旅行客やオフィスワーカーなどの多様な来場客を対象に、電車待ちなど「日常のスキマ時間」を利用して「心とからだを満たすWell-beingな食」をテーマとした参加企業の商品やサービスを「半歩先の日常体験」として提供する。
店内では専門スタッフが商品・サービスを来場者に説明。商品に対する感想や意見、要望など顧客とのやり取りはマイクから取得し音声データをテキスト化し、マーケティングデータとして出店企業にフィードバックする。参加企業は商品・サービスの改善やセールストークの高度化の参考にするという。
参加企業の一つ、カゴメのブースでは緑黄色野菜の総摂取量を手のひらセンサーで測定する「ベジチェック」コーナーを展開。キッコーマンのコーナーでは「一番しぼり」「亀甲萬」「二段熟成」の3種類のしょう油のなめ比べを行う。サントリーが展開する「ノンアル酒場」ではアルコールフリーのビールやレモンサワー、ワインの試飲とサンプリングを行う。
営業時間は10時~21時 3月3日まで。