ユニークな形状のUSBメモリーなどを企画・販売するソリッドアライアンス(中央区浜町3)は6月21日、「冷蔵庫の日」に合わせて冷蔵庫に入れる新ガジェット「Fridgeezoo(フリッジィズー)」を発売する。
シロクマやペンギンなどのキャラクターがデザインされた牛乳パック型をした同商品は、冷蔵庫に保管すると、ドアが開けられる度に音声を発するもの。「ハロー」「こんにちは」「ごくろうさま」などのあいさつを行うほか、冷蔵庫のドアを長時間開けていると「アツい」などと注意を促すことで、利用者に「ちょっとしたエコ意識」を与える。
同社が目指すのは、「笑い」と「創造」をテーマとした商品開発。日常生活の中で繰り返される「冷蔵庫を開ける」という何気ない行為に着目し、そこにエンターテインメント性を盛り込んだ。冷蔵庫を「地球の温暖化や環境汚染のため、すみかをなくした動物たちが行き着いた場所」と設定することで、遊び心とエコ意識を結びつける。
商品担当者の小野暁海さんは「写真では500ミリリットル牛乳パックくらいに見えるが、実際はヤクルトやジョアくらいの小さなサイズ。冷蔵庫に物を置きすぎるのは熱効率が悪くなるのでエコではないため、スペースをとりすぎないよう意識した」と話す。
シロクマ、ペンギン、アザラシ、セイウチの4種類のキャラクターは「超のんびり屋」や「テンション高めの関西系」などと性格付けされ、各9種類のボイスを持つが、中にはシークレットボイスも用意している。
キャラクターの声は、ヒップホップユニット「Romancrew(ロマンクルー)」のメンバーが担当した。同社では、今後、ガジェットとアーティストのコラボレーション商品を開発していきたいとし、第1弾となる同商品に同ユニットが選ばれたのは、小野さんが「ファンだった」から。
サイズは、高さ=7センチ、幅・奥行き=各4センチ。価格は1,980円。同社の通販サイト「アッパレストア」で取り扱う。