「東京マラソン2024」が3月3日、開催され、世界のトップランナーや市民ランナーなど約37000人が東京の街を走り抜けた。
朝から天候に恵まれた開催当日、沿道には102万人の観客が駆け付け、ランナーたちに大きな声援を送った。大会本部によると、今回は海外から13557人が参加。全体の約37%を占めるなど国際色豊かな大会となった。
ランナーは都庁をスタートし神田エリアを経由して日本橋を渡った。日本橋交差点を右折して浅草方面へと走り抜け、浅草、両国エリアを経由し門前仲町で折り返し再び日本橋交差点を左折して、銀座方面へ向かった。
フィニッシュエリアは、東京駅丸の内駅舎を背に皇居方面へ向かってゴールを切る東京マラソンならではの絶景の場所。完走したランナーたちは両手を大きく上げながら笑顔でゴールしていた。
コース沿いで会社を経営しているという和田真樹さんは「昨年から近所のカラオケボックスを拠点にしながら、取引先や社員総出で応援イベントを開催している。今日は子ども連れで応援しながら東京マラソンを楽しんだ。来年は走る方にもチャレンジしてみたい」と話す。
丸の内に勤めているというという女性参加者は「天気も良く、気持ちのいいランニングになった。なにより沿道の応援が力になった。東京の街を自分の足で走りぬけることができて、良い思い出になった」と笑顔を見せる。