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東京駅の美術館で写真家、安井仲治展 作家の全貌たどる200作品を展示

「(馬と少女)」(1940年作、個人蔵 、兵庫県立美術館寄託)

「(馬と少女)」(1940年作、個人蔵 、兵庫県立美術館寄託)

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 日本近代写真史を代表する写真家、安井仲治(やすいなかじ)の回顧展「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」が2月23日、東京ステーションギャラリー(千代田区丸の内1)で始まった。

海外の最新技術を取り入れた安井作品

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 安井仲治は大正時代から昭和の戦前期に活動したアマチュア写真家。大正デモクラシーの時代に青春期を過ごし、海外の先進的な技術を取り入れた自由でとらわれない作風で知られる。19歳で関西の写真家団体「浪華写真倶楽部」の会員となり、当時の日本写真界をけん引。後世の写真家に大きな影響を与えており、写真家森山大道は1987(昭和62)年に安井をオマージュした作品集「仲治への旅」を刊行している。

同展では、1942(昭和17)年に38歳の若さで病没するまでに安井自身が手がけたヴィンテージプリント約140点、ネガやコンタクトプリントの調査に基づいて新たに制作された23点を含むモダンプリント約60点など、200点以上の作品を時系列に沿った5章に分けて展示する。会期中、展示替えをせず一度で安井の業績の全貌を深く知ってもらうことを狙う。

 同ギャラリー担当学芸員の若山満大(わかやまみつひろ)さんは「膨大な作品の一つ一つを、時間をかけて鑑賞できるのは本展ならではの楽しみ方。あらゆる対象の中に独自の美しさを見いだした安井さんのセンスを感じとってほしい」と話す。

 開催時間は10時~18時(金曜は20時まで)。入場料は、一般=1,300円 高校・大学生=1,100円。4月14日まで。

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