全国各地のタオルハンカチを集めた展示販売イベント「2026種類への挑戦」が2月2日、日本橋のタオル専門卸「日東タオル」(中央区日本橋横山町)で始まった。
日東タオルは1947(昭和22)年創業のタオル専門商社。本社ビルは「黄色いビルのタオル屋さん」として、繊維の街・馬喰横山のランドマーク的存在となっている。全国に100社を超えるタオルメーカーや商社などの仕入れ先を持ち、業務用からギフト向けまで幅広い商品を扱う。
今回のイベントは、2027年に迎える創業80周年に向けたアニバーサリー企画の一環。「タオルは手紙」をテーマに、全国の仕入れ先から集まる多彩なタオルを段階的に展示する企画で、最終日の2月14日には2026種類の展示販売を目指す。
3代目社長の鳥山貴弘さんは「8年前にお客さまから頂いた一通の手紙から『たった1枚のタオルが人を幸せな気持ちにすることもある』と学び、タオルは人の思いを伝える『手紙』のような存在だと感じた」と話す。それ以来、「タオルは手紙」というコンセプトを取引先や社員に伝えてきたという。
会場となる同社1階売り場では、初日はその手紙と「思い出のタオル」1枚のみを展示。日々全国の仕入れ先から届く商品を追加しながら展示点数を増やし、最終日の2月14日には通常の取扱点数の約10倍に当たる2026種類を並べる。
期間中は一般客の入店も可能で、LINE公式アカウントへの登録を条件に、来場者による人気投票も行う。集まった投票結果や顧客の声は、全国の仕入れ先にフィードバックし、今後の商品企画にも生かしていくという。
鳥山さんは「卸売りという立場だからこそ、多くのメーカーや商社と連携できる。1枚から始まったタオルが10日間で2026種類まで増えていく過程を楽しんでほしい」と話す。「これだけあれば、贈る相手にぴったりの1枚がきっと見つかる。最終日のバレンタインデーには、チョコレートに『その人だけのタオル』を添えて贈ってもらえたら」とも。
営業時間は9時~15時。土曜・日曜・祝日定休。2月14日まで。