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ブリヂストン美術館で「筆あとの魅力」展-キャンバスに残された筆の動き紹介

ポール・ゴーギャン「馬の頭部のある静物」1886年

ポール・ゴーギャン「馬の頭部のある静物」1886年

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 ブリヂストン美術館(中央区京橋1、TEL 03-5777-8600)で1月8日、コレクション展「筆あとの魅力-点・線・面」が始まった。

印象派から戦後の抽象絵画までジャンルを超えて、絵画に残された「筆あと」をテーマに約170点を展示

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 主題、ジャンルにかかわらず、画家の手の動きや息遣い、画面に刻まれたリズム、身体性などが伝わるものとして、絵画に残された「筆あと」をテーマにした同展。モネ、ルノワールなどの印象派からマティス、ピカソなど20世紀に至る西洋美術を中心に、日本近代洋画、戦後の抽象絵画を含めた約170点を展示する。

 ゴーギャンの「馬の頭部のある静物」などの「点」を並べた作品、カンディンスキーの「二本の線」などの「線」を強調した作品、セザンヌの「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」などの「色面」を塗り重ねた作品などを通じて、キャンバスや紙に残された筆の動きを紹介。毎週水曜・金曜にはギャラリートークを開き、同館学芸員が展示作品を解説する

 開催時間は10時~18時(金曜は20時まで)。月曜休館(祝日の場合は開館)。入館料は、一般=800円、シニア(65歳以上)=600円、大学・高校生=500円、中学生以下無料。3月10日まで。

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