食品メーカーの協同乳業(中央区日本橋小網町)は2月25日、「日本橋スイーツ」シリーズの新商品「さくらプリンとつぶあん」の販売を開始した。
「日本橋スイーツ」は、同社が昨年3月に発売した和テイストの洋風デザートシリーズ。これまでに6商品を発売した。1月に発売した冬限定の「あまおうプリンとつぶあん」は糖度の高いあまおうの果汁のうま味が好評で、順調に売り上げを伸ばしている。
第7弾となる今回は、桜もちや桜あんの大福など和のイメージが定着した桜を素材に選んだ。数ある品種の中でも神奈川産と長野産の「寒山」を中心とした八重桜を使用。シロップ漬けにした生の花びらを、ペースト状にしてプリン生地に練り込み、つぶあんと合わせた。「天然の桜フレーバーを使い、季節感を演出した。滑らかさを出すため、牛乳や卵量の調整に苦労した」と開発担当の木村啓太さん。「春らしい桜色のプリンに、ほんのり香る桜の上品で優しい風味が特長」とも。
パッケージは、シリーズ共通の黒を基調に桜色を重ね、春の優しいイメージでデザイン。4月には春季限定の「宇治抹茶プリンとつぶあん」「牛乳寒天とみかんソース」の発売を予定する
価格は136円。全国のスーパー・コンビニ(一部地域を除く)などで5月中旬まで販売するほか、コレド室町内「日本橋案内所」でも取り扱う。