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小伝馬町・十思スクエアで「まちの大文化祭」-市民団体がワークショップなど

会場となる十思スクエアは廃校になった小学校を利用した施設

会場となる十思スクエアは廃校になった小学校を利用した施設

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 中央区の複合施設「十思スクエア」(中央区日本橋小伝馬町5)で3月2日、地域の市民団体が活動を紹介する「まちの大文化祭」が開催される。主催は中央区が展開するNPOサポート組織「協働ステーション中央」。

スイーツデコ作りを教える団体「NORNORSWEETS」によるワークショップも

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 同組織に登録する14団体が参加。各団体が「文化祭」的にワークショップやカフェ、ショップなど参加型プログラムを提供する。以前は中央区役所内で行われており、同区の市民団体だけが参加していたが、今回は行政区を超えたイベントと再定義。区外の市民団体を巻き込む形で拡大した。「地域の住民や働く方にとって、市民活動に関わる人たちと直接に出会うチャンス。自分の世界を広げるきっかけにして欲しい」と協働ステーション中央の田邉健史さん。

 当日のプログラムは、児童館などでスイーツデコ作りを教える団体「NORNORSWEETS」によるケーキデコのワークショップ(参加費500円)や、日本舞踊や腹話術などさまざま芸人が登録し、エンタテイメントを通じて地域活動を盛り上げる団体「楽しいひととき出前どころ」による「脳を活性化するマジック」(無料)など。NGO「ワンワールド・ワンピープル協会」はスリランカティー(100円)を提供しながら、海外で展開する支援活動を紹介する。そのほか、大学生による十思公園周辺の植物を案内するミニツアー(無料)なども。

 メーンイベントとして、落語家・立川ぜん馬さんが日本橋にまつわる落語を紹介。立川さんが現在も暮らす人形町についてのトークも。日本橋音頭を歌う歌手・さこみちよさんを妻に持つ立川さんは、「これまでは地域に関わるのは妻ばかりだったが、自分でも何かできればと感じていた。落語を切り口に日本橋をさらに知ってもらえれば」と話す。

 開催時間は13時~18時。入場無料。

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