協同乳業(中央区日本橋小網町)が4月1日、「日本橋スイーツ」シリーズの新商品「牛乳寒天とみかんソース」を発売した。
「日本橋スイーツ」は同社が昨年3月に発売した和テイストの洋風デザートシリーズ。これまで7商品を投入した。第8弾となる今回は、牛乳寒天と温州みかんのソースを組み合わせた。
新鮮な信州産生乳を使った牛乳寒天は、なめらかで濃厚な杏仁(あんにん)豆腐のような食感が特徴。ソースは、かんきつ類の中でも特に香りが優しい温州みかんを選び、蜂蜜の甘みとかんきつ系リキュール「コアントロー」を加えた。「口溶けのいい牛乳寒天と、さっぱりとしたみかんソースで、一足先に初夏の爽快感を味わっていただければ」と開発担当の木原律子さん。
パッケージは初夏に咲くミカンの花をイメージし、明るい黄色をベースに白を重ねたデザインで、爽やかさと甘酸っぱさを表現した。「季節ごとの商品に担当者の個性が出ている。社員も楽しみながら取り組むユニークなシリーズになった」と木原さん。
併せて、定番商品「なめらかプリンとつぶあん」「抹茶プリンとつぶあん」をリニューアル。売り場の意見を参考に、十勝産小豆や宇治抹茶など原材料の産地やブランドを限定し甘さを抑えた。パッケージも黒を基調としたものから、明るいカラーで統一した華やかなデザインに改良した。
価格は136円。全国のスーパー・コンビニなどで6月末まで販売する(一部地域を除く)ほか、コレド室町内「日本橋案内所」でも取り扱う。