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日本橋小舟町で墨で描く「歌舞伎役者絵」展-現役役者の似顔絵も

扇子デザインとしても起用された、新作「仮名手本忠臣蔵」

扇子デザインとしても起用された、新作「仮名手本忠臣蔵」

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 老舗扇子店「伊場仙」が運営する「まちかど展示館」(中央区日本橋小舟町4、TEL 03-3664-9261)で12月9日、墨(すみ)で歌舞伎役者を描いた「The 歌舞伎役者絵」展が始まる。

制作には、三重県の伝統工芸品「鈴鹿墨」とアクリルカラーを使用

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 墨画アーティスト・垂井ひろしさんによる「勧進帳」や「助六」「藤娘」など歌舞伎の人気演目の役者絵、片岡愛之助さんら現役役者の似顔絵を展示する。垂井さんは、モータースポーツをモチーフにした作品をメーンに展開し、鈴鹿サーキットを会場にした個展、東京オートサロンでのライブパフォーマンスを行うなどしているが、同展は垂井さんが得意とするもう一つの題材「歌舞伎」を取り上げる。

 制作には、三重県の伝統工芸品「鈴鹿墨」とアクリルカラーを使用。「歌舞伎ファンとして、自分がお土産に欲しいと思う絵を描いた」と垂井さん。

 同展で公開する新作「仮名手本忠臣蔵」は、伊場仙の扇子デザインとしても起用された。伊場仙本店や銀座歌舞伎座内のショップ(中央区)で販売する。

 開館時間は、月曜~金曜=8時~20時、土曜=11時~17時。日曜・祝日・年末年始休館。入館無料。来年1月10日まで。

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