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日本橋で「すき焼きバーガー」発売-老舗とコラボ、三越「大中央区展」限定

国産和牛霜降り肉を3枚(約150グラム)を今半店舗で使用しているすき焼き鍋と同店の割り下で調理

国産和牛霜降り肉を3枚(約150グラム)を今半店舗で使用しているすき焼き鍋と同店の割り下で調理

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 人形町のハンバーガーレストラン「BROZERS'」(中央区日本橋人形町 2)とすき焼きの老舗「人形町今半」(中央区日本橋人形町2)が10月29日、コラボ商品「すき焼きバーガー」(3,240円)を発売した。

一日限定20食、イベント期間中のみの提供となる

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 日本橋三越本店(中央区日本橋室町1)の「東京まん真ん中 大中央区展」の期間限定企画の一環。

 「BROZERS'」の北浦明雄社長は、海外で過ごした幼少期に食べたハンバーガーの味を再現したいと大学卒業後オーストラリアのハンバーガーレストランで修業。平成12年7月に日本橋人形町に同店を創業した。

 100円前後のハンバーガーが主流の時代に、あえて「グルメバーガー」というカテゴリーにこだわり営業を続けてきたが、人形町の和の雰囲気の中で、1,000円前後という価格もあり、開店当初は集客に苦労したという。老舗の若手経営者などの常連客に助けられ徐々に固定ファンを増やし、今では国内の「グルメバーガー専門店」の草分け的な存在となっている。

 今回、「大中央区展」へ2度目の出店に当たり、日本橋らしく老舗の味をハンバーガーに生かせないかと考え、「人形町今半」社長の高岡慎一郎さんに協力を仰いだ。何度も試行錯誤し試作を重ねた結果、「人形町今半」独自のすき焼きの味を再現したという。

 国産和牛霜降り肉をぜいたくに3枚(約150グラム)使い、今半の店舗で実際に使用しているすき焼き鍋で、同店の割り下とトマトと玉ネギを調理した。「採算を度外視して本物のグルメバーガーを目指した」と北浦社長、「低価格のハンバーガーでは味わえない食べごたえを楽しんでほしい」と自信を見せる。今回限りのメニューとして、1日20食で11月3日まで限定販売する。

 同展の開催時間は10時~19時。

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