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日本橋三越本店で「大黄金展」 往年の名車や高さ1メートルの金の大判も

高さ1メートル、重さ20キロの金の大判。これ1枚で金閣寺の金の総使用量に当たるという

高さ1メートル、重さ20キロの金の大判。これ1枚で金閣寺の金の総使用量に当たるという

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 日本橋三越本店の7階特設フロアで7月11日、「大黄金展」が始まった。主催は貴金属製品販売のSGC(中央区銀座)。

往年の名車トヨタGT2000も純金で登場

 純金製品コレクション国内随一を誇る同社の展示販売会として今年13回目となる同イベント。国内有数の金工芸職人の手による仏具や茶道具、和洋食器のほか、時代を映すオリジナル作品など金製品を一堂に展示する。

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 同社によると現在、金の価格は西暦2000年当時の相場に比べると4倍以上に値上がりしており、バブル期以来の金ブームだという。今回の展示会にも初日から多くの客が駆け付けていた。

 今回の特別展示では1000点以上の金製品を展示販売。中でも目を引くのは1967(昭和42)年から1970(昭和45)年まで生産されていた伝説のスポーツカー「トヨタ2000GT」で、約45グラム、全長約10センチ×高さ約2.5センチ×幅約4センチの黄金の姿で復元している。展示物の中で最大となる高さ1メートル×幅60センチの「金の大判」は20キログラム。1枚で金閣寺1棟分の金の総使用量になる。一番人気は仏像やおりん、ローソク立てなどの純金製の仏具類で、「祭祀(さいし)財産」として相続税の対象外になる場合もあるということで買い求める客も多いという。会場では黄金の「おりん」27種類を陳列し、それぞれ聞き比べもできる。

 会場内には買い取りコーナーも設置して、片方だけのイヤリングや壊れた指輪、切れたネックレスなど不要になった貴金属の無料査定も行っている。「お客さまから直接、金を買い取り、金細工の職人を擁する社内の工房で加工して直接お客さまに販売するので、リーズナブルな価格で金製品が提供できる」とSGCの伊東雅明店長。「社内には金工芸作家を育てる学校も用意し、熟練職人の匠(たくみ)の技を後進に伝えている」とも。

 営業時間は10時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。今月16日まで。