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日本橋高島屋S.C. 4館体制で開業へ 新館には日本初出店など114店

日本初上陸2店・新業態12店・初常設店出11店などを含む合計114店舗のテナントが入館する高島屋新館

日本初上陸2店・新業態12店・初常設店出11店などを含む合計114店舗のテナントが入館する高島屋新館

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 「日本橋高島屋S.C.(ショッピングセンター)」(中央区日本橋2)が9月25日、開業した。

6,7階のレストランフロアには日本橋の名店も出店

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 1933年に建設され、2009年に百貨店建築として初めて国の重要文化財に指定された「本館(日本橋高島屋)」と、6月に完成した「新館」、今春開業した「東館(ポケモンセンタートウキョーDX & ポケモンカフェ)」、2015年に開業した「ウオッチメゾン」の4館で構成する。

 売り場面積は約6万5800平方メートル(本館約4万6000平方メートル、新館約1万7000平方メートル、東館約2000平方メートル、ウオッチメゾン約800平方メートル)と大幅に増床され、新・都市型ショッピングセンターとして生まれ変わった。

 地上7階・地下1階の新館には、日本初出店2店・新業態12店・常設店11店など計114の専門店が入居する。飲食店が全体の4割を占め、ファッションフロアは2・3階に限定。4階はネイルショップの「ネイルズユニークアルティミッドアス」やリラクゼーションの「グランラフィネ」や「リベリー・ヨガ・コンディショニングbyティップネス」などの「体験型」のフロアとなる。

 日本橋らしく、山本山の日本橋本店「ふじヱ茶房」(1階)、「人形町今半」(6階)などの老舗が入るほか、人形町のグルメバーガー専門店「ブラザーズ」(6階)なども軒を連ねる。

 本館屋上と新館・東館の基壇部屋上を合わせたスペースには、都内では最大級となる屋上庭園「日本橋グリーンテラス(仮称)」が2019年春にオープンする予定。日本橋の街並みを一望できる休憩スペースとなる。本館と新館の間にある区道は、上空に大屋根がある歩行者専用道路「日本橋ガレリア」を作るなど、地域に新たなランドマークが誕生した。

 4館を「街」に見立て、一体感のある街歩きを楽しみながら行き来できるよう工夫する。オフィスワーカーからファミリー層まで、世代を超えて幅広い人に立ち寄ってもらえる店を目指す。出勤前に立ち寄れるカフェやヨガスタジオ、7時からオープンするベーカリーなど近隣住民から観光客まで幅広くアピールする。

 リニューアルオープンに伴い、本館と新館を2本の連絡ブリッジおよび地下道で接続し、回遊性を持たせる。地下には新たな地下区道を設け、本館の地下鉄口玄関を移設。地下鉄直結の「新館エントランス」を整備するなどアクセスも向上した。

 初日はあいにくの雨模様の中、日本橋の新たな顔をいち早く体験しようと約1000人が駆け付け、地下鉄コンコースにあふれだしたため、予定を15分繰り上げてのオープンとなった

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