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日本橋室町で福徳神社神幸祭 氏子がみこし担ぎビルの谷間練り歩く

担ぎ手も日本橋らしく地元老舗の旦那衆や女性社員、外国人ワーカーなど多種多様

担ぎ手も日本橋らしく地元老舗の旦那衆や女性社員、外国人ワーカーなど多種多様

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 日本橋室町の福徳神社(中央区日本橋室町2)で10月16日、神幸祭が行われた。

新社殿完成後、2回目となる福徳神社神幸祭

 貞観年間の860~867年にはすでに同地に鎮座していたと伝えられる同神社。徳川家康

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が江戸入府後すぐに参詣し、福徳の社名が縁起が良いということで徳川幕府の保護を受けた。2代将軍秀忠参詣の折に鳥居から若芽が出ていたことから「芽吹神社」の別名も持つ。江戸城下では数少ない富くじ勧請(かんじょう)を許された神社で、今も宝くじ片手にお参りする参拝者も多い。

 2016年10月に入母屋造りの新社殿が完成し、2015年9月には神社横に鎮守の森として「福徳の森」が完成。神幸祭は2年に一度執り行われ、今回で2回目。日本橋の麒麟(きりん)像が彫刻されたみこしは地元企業や氏子で構成する芽吹会により2016年に奉納された。

 みこし渡御では「にんべん」や「マンダリンオリエンタル東京」「三井不動産」など地元企業の半纏を着た若い衆が浮世小路から中央通りのビルの谷間を練り歩いた。

 室町の洋食店「レストラン桂」店主の手塚清照さんは「今年初めて福徳神社のおみこしが店の前を通ってくれた。神田祭では地元・室町1丁目のおみこしも通るのでとてもぜいたく。ご利益もありそう」と笑顔を見せていた。

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