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日本橋川沿いに「たいめいけん」仮店舗 専用の新築ビル、3フロア115席で開業

今回初めて設置するカウンター席で、鉄板料理を披露する3代目茂出木浩司さん

今回初めて設置するカウンター席で、鉄板料理を披露する3代目茂出木浩司さん

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 日本橋の老舗洋食店「たいめいけん」の仮店舗(中央区日本橋室町1)が4月29日、日本橋川沿いにグランドオープンした。

日本橋川沿いの立地を生かしたオープンテラス付きの1階席

 「日本橋1丁目再開発計画」に伴い昨年の10月19日以来一時休業していた同店。仮店舗とはいえ専用に建築した3階建ての新築のビルで、2026年春に開業予定の新店舗の対岸に位置し水辺のゆったりしたロケーションで食事が楽しめる。

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 1階はテーブル席40席と日本橋川に面したテラス席10席で構成。2階の45席、貸し切りイベントも可能な3階スペースの20席と併せて115席(通常時)を展開する。2階には今回初めて対面カウンターを設置。目の前で調理する鉄板料理が楽しめる。旧ビル内に併設していた「凧(たこ)の博物館」は同じく室町の室町NSビル(日本橋室町1)で営業する。

 1931(昭和6)年の創業の同店。創業者の茂出木心護さんが修業の後に中央区新川に「泰明軒」として開業し、1948(昭和26)年に日本橋に移転して「たいめいけん」と店名を改めた。開業以来、創業の味を受け継いできた。人気の「小皿料理」は少しずつ多くの料理を楽しみたいという顧客の要望に応えて開発したもの。今も50円で提供している「ボルシチ」や「コールスロー」も先代からのレシピを守り続けているという。

 「新店舗の設計や運営は全て3代目の浩司に任せた。創業90年目の年に移転して、この仮店舗で5年間頑張る。建物や内装は少し変わったが先代から受け継いだ味は変わらない」と2代目オーナーの茂出木雅章さん。「工事が予定より大幅に遅れグランドオープンが緊急事態宣言と重なってしまったが、検温、手指の消毒や換気、仕切り版の設置など感染防止のためのできる限りの対策を施している。密にならない程度に昔ながらの味を食べに来てほしい」と話す。

 営業時間は1階=11時~20時、2階=11時~15時、17時~20時。

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