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日本橋の朝活「アサゲ・ニホンバシ」、910日ぶりに復活 最終回まであと6回

910日ぶりに再開した、前回の「アサゲ・ニホンバシ」の様子  写真提供:田邊健史さん

910日ぶりに再開した、前回の「アサゲ・ニホンバシ」の様子  写真提供:田邊健史さん

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 日本橋の朝活イベント「第94回アサゲ・ニホンバシ」が8月26日早朝、日本橋三井タワー(中央区室町2)2階の「アゴラカフェ」で開催される。主催は「働く場所を、第2の地元に」をコンセプトに、日本橋で働く会社員や事業主、クリエーターなどのボランティアから成るNPO法人「日本橋フレンド」。

7月に開催した第93回の様子

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 毎回2人のゲストスピーカーを交え、参加者同士が会話を楽しむ同イベント。ゲストには、「前の100年(=マエヒャク)」として創業100年以上の老舗企業から1人と、「後の100年(=アトヒャク)」としてクリエーターやベンチャー企業家、アーティストなど1人を迎える。

 2012(平成24)年1月12日の第1回を皮切りに、通算100回を目指して毎月第3金曜に開いてきた同イベント。長引くコロナ禍で中止となっていたが、7月22日、910日ぶりに再開。第1回にも登壇した老舗「にんべん」13代当主の高津伊兵衛さんが「襲名披露」をテーマに講演し、「アトヒャク」では映像制作会社「テンフィート」社長の阿部圭一さんがスピーチした。

襲名披露について、高津さんは「榮太樓總本鋪」6代目当主の故細田安兵衛さんから、自身が襲名した時の資料と共に襲名披露を勧める手紙を送られたことが契機となったと披露。「京都の祇園で同じ名前を持つ先輩と食事をしたときに、舞妓さんから『伊兵衛はん』と呼ばれているのがうらやましくて襲名を急いだことも事実」と裏話を明かした。

 8月も26日に開催。マエヒャクには日本橋室町1丁目会青年部副部長で弁当&創作レストラン「一葉」店主の水野玲児さん、アトヒャクには複合ビル「コアキナイ」(日本橋蛎殻町1)オーナーでソーシャルバー「PORTO」店主の嶋田匠さんが登壇する。

 開場は7時30分で、開催時間は7時45分~8時45分。参加費は1,000円で、定員は50人。今回は新型コロナの感染状況を踏まえて朝食は無く、「朝餉弁当」を土産として進呈。参加申し込みはホームページで受け付ける。

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