人形町通りで10月11日、毎年恒例の「人形市」が始まった。主催は人形町商店街協同組合。
人形町のご当地キャラクター「人之助(にんのすけ)」のグッズも販売
江戸時代初期に作られ、中村座、市村座という2つの江戸歌舞伎座を中心に人形浄瑠璃、芝居小屋、人形を作る職人が多く集う町として栄えた同町。2006年、町名の由来でもある歴史と文化に立ち返り、人形と関連商品の販売・展示を行うイベントとして始まった。現在では、同町の「秋の顔」としてにぎわいを見せる。
期間中、人形町通りの両側に50店以上のテントが並び、ひな人形や日本人形、西洋人形、ぬいぐるみなど、さまざまな種類の人形を売り出す。日本全国からの出店も多く、同町のキャラクター「人之助(にんのすけ)」のグッズも販売。人形町、三越前、水天宮などを巡る無料シャトルバスも運行する。
人形町大観音寺(中央区日本橋人形町1)では人形供養を行う。供養料は、大きさ・材質を問わず、1体=2,000円、組人形1組=2万円。
開催時間は10時~19時。今月13日まで。