
日本橋本町で8月28日、展覧会「アートアクアリウム美術館」が始まった。主催は「Amuseum Parks」などで構成するアートアクアリウム製作委員会。
2007(平成19)年の初開催以降、1000万人の観客を動員してきた同イベント。今回は初の常設展示型「美術館」として展開する。建物は2階建てで敷地面積は2132平方メートル。1階フロアは「水端(みずはな)」「浮世」「神秘」の3コーナーで構成し、過去最大規模となる常時3万匹の金魚を展示しているという。
館内には新作6点を含む計21点のアート水槽作品を展示。音声ガイド(600円)のナビゲーターは俳優の斎藤工さんが務める。
2階には、江戸時代の狩野派絵師の作といわれる「老松」を背景にした能舞台を設置。客席では京都の老舗和菓子店「老松」とコラボし、5日に1回内容を変える「72候の和菓子と抹茶のセット」(1500円)を販売。このほか、軽食メニューも用意する。
開催時間は10時~22時。入場料は2,300円(18時以降利用できる「アフター6入場券」=2,000円)。予約はホームページで受け付ける。