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日本橋の7画廊が集まり、新たなアートの試み「日本橋イースト」始動

プロジェクト第一弾となる「福徳の森アートストリート」。福徳神社地下の回廊スペースを活用する(写真提供:星和男さん)

プロジェクト第一弾となる「福徳の森アートストリート」。福徳神社地下の回廊スペースを活用する(写真提供:星和男さん)

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 日本橋のギャラリー7店が3月9日、合同で「日本橋イースト アートプロジェクト」を立ち上げた。

日本橋の7画廊が集まり、新たな試み

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 日本橋の各地域に、ギャラリーが多く集まるアートスポットがあることを広く知ってもらうことが目的。

 同プロジェクトに参加するのは、「galerieH(ガルリアッシュ)」(小舟町7)、「Gallery TK2(ギャラリーティーケーツー)」(久松町2)、「KURUM'ART contemporary
(クルマートコンテンポラリー)」(本町1)、「JINEN GALLERY(ジネンギャラリー)」(小伝馬町7)、「TAKU SOMETANI GALLERY(タクソメタニギャラリー)」(馬喰町2)、みうらじろうギャラリー(大伝馬町2)、「REIJINSHA GALLERY(レイジンシャギャラリー)」(大伝馬町13)の7店。

 同プロジェクトでは、一帯を「日本橋イースト」と名付け、アーティストとアートファンと画廊にとって三方良しのイベントなどを展開する。アート鑑賞に興味はあるが、ギャラリー訪問は敷居が高いと考えるような層を広く呼び込むのが目的。今回は、その第一弾として福徳神社地下の回廊スペースを「福徳の森アートストリート」と名付け、Gallery TK2から銀ソーダさん、REIJINSHA GALLERYから荒木名月さん、2人の作品を4月23日まで展示する。

 同プロジェクトメンバーでREIJINSHA GALLERY責任者の岡田恵さんは「日本橋本町と室町が隣り合うエリアと、神田川を越えて続く先の江戸通り、昭和通りを中心にさまざまなジャンルの画廊が多く集まる。美術館関係者やコレクターの間では、お気に入りのギャラリーを歩いて巡れるアートスポットとして既に人気はあるものの、一般の認知は低い」と話す。

 「日本橋の来街者は、せっかく日本橋に降り立っても、老舗百貨店や大規模商業施設までで足が止まってしまうことが多く、室町から昭和通りを渡った徒歩圏内に約20軒以上もギャラリーが集まっていることもあまり知られていない」と岡田さん。

 「このエリアは、三越前駅、人形町駅、小伝馬町駅、東日本橋駅、馬喰横山駅、馬喰町駅など複数の駅が徒歩圏内。ぶらぶらと街歩きを楽しみながら、ぜひ気軽に気になったギャラリーのドアを開いてみて、『アートの街日本橋』全体を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

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