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大手町で茨城県産食材のグルメフェア 都内・県内20店が参加

(左から)シェフ3人が監修したオリジナル総菜6品の詰め合わせと、茨城ブランド食材の豚肉「常陸の輝き」、「常陸牛 煌(きらめき)」、「笠間の栗」

(左から)シェフ3人が監修したオリジナル総菜6品の詰め合わせと、茨城ブランド食材の豚肉「常陸の輝き」、「常陸牛 煌(きらめき)」、「笠間の栗」

 「茨城をたべよう 秋を彩るグルメフェア」が10月14日、大手町エリアを中心とする東京都内と茨城県内の飲食店計20店で始まった。主催は茨城県。

高速バス活用の共同配送も

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 同フェアでは、各店が茨城県産のブランド食材「常陸牛 煌(きらめき)」、豚肉「常陸の輝き」、「笠間の栗」を使ったオリジナルメニューを提供する。参加店は東京都内14店、茨城県内6店。

 「常陸牛 煌」は、茨城県生まれ茨城県育ちで30カ月以上肥育した常陸牛のうち、さらに5つの基準を満たした牛肉のブランド。「常陸の輝き」は専用飼料で育てたブランド豚で、「笠間の栗」は大粒で香りが強いことなどが特徴という。

 大手町エリアでは、「伊勢桑名 貝縁」が「常陸牛煌ヒレのローストマスタードソース」(2,300円)、「GARB Cheers OTEMACHI」が「常陸の輝き肩ロースソテー 笠間の栗とマデラ酒のソース」(1,480円)を用意。「鳩乃湯 大手町店」では「栗とチーズの春巻き」(650円)を用意する。

 同フェアに先立って開いた試食会では、生産者や料理人が食材の特徴や調理の工夫を紹介した。「笠間栗ファクトリー」(茨城県笠間市)の木名瀬友和さんによると、同社では収穫から5日以内の栗を加工し、糖度約30度のペーストに仕上げているという。栗を2ミリ穴のメッシュでこして食感を残し、渋皮を少量加えるなど製法を工夫する。日本料理店「よし町」(茨城県土浦市)8代目店主の木村英明さんは、同社の栗ペーストについて「豊かな香りを食べるための甘味」と話す。

 「とんかつ憲進」(新宿区)店主の畑田憲吾さんは、店で使う豚肉に「常陸の輝き」を選んだ理由について、「一口、二口と食べ進めても、おいしさが続く」と話す。畑田さんは仕入れに当たり、生産者の「武熊牧場」(茨城県)を訪問。「並々ならぬ熱意と豚への愛情を目の当たりにした。この豚を使ったおいしい料理を作らないと、と気持ちが高まった」と振り返る。

 「常陸牛 煌」を生産する「ドリームファーム」(茨城県)社長の佐藤治彦さんは、母牛の飼育から子牛の出産・育成、出荷までを一貫して手がける。牛が落ち着いて過ごせるよう、生まれた時から同じ群れで育てることを基本とし、毎日1頭ずつ状態を観察するという。佐藤さんは「自分たちが育てた牛が『常陸牛 煌』として選ばれた時は、素直にうれしい。それまで積み重ねてきた仕事が認められたように感じる」と話す。

 物流面では、丸の内・大手町エリアの参加レストランが「常陸の輝き」を1頭買いし、複数店舗で分け合う共同購入・共同配送を行っている。茨城交通の高速バスの空きトランクを活用した「茨城交通あいのり便」を使い、食材の輸送費削減と配送効率の改善を目指す。

 大手町仲通りの「大手町マーケット」では10月21日まで、和食、フレンチ、イタリアンのシェフ3人が監修した総菜6種類を詰め合わせた「常陸の秋を彩るおかず」を用意する。販売時間は17時~21時。

 11月3日まで。

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