丸の内行幸通りなどの各エリアで9月10日、全国の美大・芸大・大学院の卒業作品を選抜した作品展「アートアワードトーキョウ丸の内2020」が始まった。
全国の美大・芸大・大学院18校の卒業制作の中から厳選した25点を展示
国内の若手アーティストの発掘・育成を目的に開かれている同アワード。ジャンルを超えた若手芸術家の登竜門として、国内外で活躍する多くのアーティストを輩出している。
14回目となる今回も、審査員が全国の美大・芸大・大学院18校の卒業制作展を訪問し、約5200点以上の卒業制作の中からノミネート作品90点を発掘。さらに厳選した25点を丸の内の行幸地下ギャラリーや新丸ビル3階スペース、大手町仲通りなど、エリア内5会場で展示する。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の状況を配慮して、オンラインによる鑑賞環境を充実。各会場の展示作品を撮影した画像を公開し、在宅でも作品の温度感を味わいながら楽しめるようなウェブ鑑賞サイトも用意している。
展示最終日の25日には、審査員による最終審査を実施。グランプリや各審査員賞に加えて一般オーディエンスの投票で選出する「オーディエンス賞」など全11賞を決定する。
展示時間は11時~21時。入場無料。