貴金属宝飾店「金銀の貯金箱」日本橋兜町店がオープンして1か月がたった。運営はスペースインターナショナル（中央区新川）。

「金箔入豚の貯金箱」販売も

　昨年開業した茅場町店に次ぐ2店舗目。金貨銀貨の販売・買取りが本業で、コインのコレクションが趣味という同社社長の六川牧志さんが、兜町という金銭の動く場所で新たな店舗を作りたいとの思いから出店した。

　1号店の茅場町店には「金銀の自動販売機」があり開店当初、話題を呼んだ。茅場町店は銀貨中心のコインショップで14時までの営業だったが、兜町店はモダンコインの「12星座の金貨」「キングコングの銀貨」や純金ペンダント、宝飾品のほか「金箔入豚の貯金箱」などプレゼントに使えるギフト商品も扱い、17時30分まで営業時間を延長している。

　同店店長の正木さんは「ここ数年、値上がりの激しい金貨・銀貨を購入することは『貯金』と同じようなこと。皆さまの貯金箱としてご利用いただけたら。これから金銀を買う人へのアドバイスとして、短期的に見るなら変動しやすい『銀貨』、長期的にみるなら『金貨』購入がお薦め」と話す。「大切な人に金貨銀貨をプレゼントする文化を育てたい」とも。

　営業時間は、火曜・金曜＝13時30分～17時30分、水曜（事前予約制）。