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日本橋で南三陸町初の地酒「おら酒」試飲会 若い力が被災田で米作りから挑戦

日本橋で南三陸町初の地酒「おら酒」試飲会 若い力が被災田で米作りから挑戦

初めての酒造りに挑戦した中村さん(中央)。普段はつなぎ服で農作業を続けているとういう

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 日本橋と被災地をつなぐ交流カフェ「わたす日本橋」(中央区日本橋1)で3月8日、南三陸の地酒「おら酒」の試飲交流会「おら酒と南三陸おすばでマリアージュ」が行われた。主催は南三陸応縁団事務局

「婦唱夫随」で、復興支援を続ける菊池さん夫妻

「もともと日本酒の酒造文化が無かった」という南三陸町。地域の水田で育った酒米で酒づくりを行い、まちづくりにつなげようと「南三陸復興推進ネットワーク」が2014年に「南三陸おらほの酒づくり」プロジェクトをスタートした。

 プロジェクト担当の中村かれんさんは札幌市出身。学生時代のボランティア活動が縁で卒業後、同ネットワークに所属し、昨年4月から南三陸初となる「酒づくり」に取り組んでいる。地元に知り合いもなく酒づくりはもちろん農作業は全くの素人という中村さん。田植えから酒税の申請まで初めてづくしの経験だったという。

 「津波を被(かぶ)った塩分の高い小石だらけ水田での米づくりには地元の農家も難色を示したが、ボランティアの協力を得て農作業を進めていくうちに、地元の農家の皆さんが見るに見かねて手伝ってくれた」と振り返る。「苗も発注済みだったので止めるわけにもいかず、本当に地域の皆さんに助けていただいた」と中村さん。

 初年度は65アールの土地に作付けし、収穫した「ひとめぼれ」は被害の少なかった内陸部の加美町、中勇酒造店の協力を得て3000本の「特別純米酒しぼりたて生原酒」となった。2年目となる今年は3000本に加えてさらに3品種を追加するという。試飲に提供された「おら酒」は淡麗甘口、くせの少ない飲み口の良い特別純米酒で5合瓶を2,000円で販売する。

 試飲交流会には南三陸を応援する応縁団員、20人が集まり2年目の「おら酒」の淡麗甘口の味に舌鼓を打っていた。「南三陸町の支援を続けている妻に誘われて参加した。南三陸に足しげく通う妻を支えることが、私の復興支援」と夫婦で参加した菊池義和さん。「『おら酒』は去年に比べてだいぶおいしくなった。南三陸町初の地酒の成長を見守っていきたい」と笑顔を見せる。

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