見る・遊ぶ 学ぶ・知る

シーボルト父子の歩み描く歴史劇、三越劇場で上演 江戸参府200年記念で

「シーボルト父子伝2026~蒼(あお)い目のサムライ~ 志の先へ 編」出演者(写真提供=シーボルト 江戸参府200年記念事業実行委員会)

「シーボルト父子伝2026~蒼(あお)い目のサムライ~ 志の先へ 編」出演者(写真提供=シーボルト 江戸参府200年記念事業実行委員会)

 舞台「シーボルト父子伝 2026~蒼い目のサムライ~」が7月3~5日、日本橋三越本店本館6階の三越劇場(中央区日本 橋室町1)で開催される。主催はACTOR’STRIBEZIPANG。

シーボルト父子の歩み描く歴史劇

[広告]

 フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトは、1823(文政6)年にオランダ商館医として長崎・出島に赴任したドイツ人医師・博物学者。長崎の「鳴滝塾」で多くの門人を育て、日本の医学や自然科学 の発展に影響を与えた。日本各地の動植物や地理、風俗などを研究し、その成果をヨーロッパに紹介したことでも知られる。

 1826(文政 9)年にはオランダ商館長の江戸参府に同行し、日本各地の医師や学者らと交流した。今回は、江戸参府から200年を迎えることを記念して行う「シーボルト江戸参府200年記念事業」の一環として上演する。

 同舞台は2020年から続く「シーボルト父子伝」シリーズの最新作。副題の「蒼い目のサムライ」には、日本を愛し、日本文化の理解と発信に尽力したシーボルト父子への思いを込める。作品では、父フィリップと息子ハインリッヒ・フォン・シーボルトの視点を通じて、日本と西洋 の文化交流の歴史を描く。鎖国下の日本で医学や学術、文化の交流に尽力した父とその日本愛を受け継いだ息子たちの明治時代の活動を軸に、国境や文化の違いを超えた人々のつながりを紹介する。

 総合監修は映画監督の木村ひさしさん。脚本・演出・出演は鳳恵弥さんが務める。音楽・出演は、パッパラー河合さん(爆風スランプ)、窪塚俊介さん、山本圭壱さん(極楽とんぼ)、加藤夏希さん、市川美織さんなど。

 シーボルトの子孫で記念事業実行委員会副会長の関口忠相さんは「オランダ王国大使館や外務省、長崎市、北海道平取町などから後援をいただき、舞台は過去最高の内容になりそう。シーボルトは、日本の西洋医学発展に貢献しただけでなく、日本文化をヨーロッパに紹介し、後のジャポニスム形成にも影響を与えた人物。近年の研究では、シーボルト事件の再研究などを通じて、その活動や日本との関係性が改めて注目されている。シーボルト父子の歩みを通じて、日本と世界を結ぶ文化交流の歴史を見つめ直してもらえたら」と話す。

 開演時間は、3日=18時30分、4日=14時・18時30分、5日=14時。上演時間は約2時間 40 分(途中10分休憩含む)。チケット料金(要事前予約)は、SS席=1万5,000円、A席=9,000円ほか。事前申し込みで高校生以下無料、小学生以下は1人につき1人要保護者同伴。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL