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「初ガツオ」テーマに落語と食事-マンダリン オリエンタルで季節イベント

林家正雀さんが初ガツオをテーマとした落語を披露

林家正雀さんが初ガツオをテーマとした落語を披露

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 マンダリン オリエンタル 東京(中央区日本橋室町2、TEL 03-3270-8800)で5月1日、初ガツオをテーマに落語と食事を楽しむイベント「日本橋薫風かつを会」が開催される。

初ガツオディナーは同ホテル内レストラン「ケシキ」で

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 同ホテルはこれまでにも、「日本橋観桜宴」(春)、「日本橋納涼怪談」(晩夏)など、江戸っ子の季節感や風物を今に伝えるイベントを開催してきた。今回は「初ガツオ」をテーマとした落語と食事を通じて、江戸の初夏の風情を感じ、1920年ごろまで日本橋に存在していた魚河岸の歴史と文化に触れる内容に仕立てた。

 当日は、落語家・林家正雀(しょうじゃく)さんが日本橋を舞台とした初ガツオにまつわる人情噺(ばなし)「髪結新三」を披露。その後、同ホテル内のレストラン「ケシキ」で、実際に初ガツオが楽しめる松花堂弁当風ディナーを振る舞う。落語会のウエルカムドリンクには、日本橋の老舗「にんべん」の「鰹節だしドリンク」を用意する。

 「初ガツオは、『目には青葉 山ほととぎす 初鰹』の句でも知られるように、初物にこだわる江戸っ子に珍重されていた。日本橋の魚河岸で取引された初ガツオは、1本3両という高値が付いたともいわれている」と同ホテル広報の早川さん。「土用の丑(うし)の日にウナギを食べるのと同じように、江戸の初夏といえば初ガツオが定番。その風物詩が落語という伝統芸能の中に生きている。イベントを通じて伝統や風物をリバイバルさせたい」とも。

 開演は15時30分。料金は8,800円。イープラスなどで予約を受け付けている。

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