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日本橋・神田で「江戸古町祭り」-廃校跡でプロジェクションマッピングも

セレモニーには重量挙げの三宅親子、体操の田中三兄弟も応援に駆け付けた。

セレモニーには重量挙げの三宅親子、体操の田中三兄弟も応援に駆け付けた。

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 日本橋・神田エリアで3月1日~9日、かつての江戸の活気を復活させることを目指したイベント「江戸古町祭り~日本橋・神田は、日本の活気の原点だ。~」が開催される。主催は神田駅西口商店街振興組合と日本橋北詰商店会。

1964年の東京オリンピックで聖火を運んだ64年産セドリックも登場

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 江戸幕府における最初の城下町であり、町人文化発祥の地として知られる同エリアは、かつて「江戸古町」と呼ばれていた。同イベントでは、プロジェクションマッピングをはじめ、さまざまな企画を展開するが、歴史的にライバル関係にあった日本橋と神田が共同で開催する初めての試みとなる。2011年に開催される予定だったが、前日に東日本大震災が発生して中止となったため、2年後の今年、ついに実現の日を迎えた。

 1日に開催された「江戸古町復活セレモニー」には、ロンドンオリンピック重量挙げで銀メダルを獲得した三宅宏実さんと父の義行さん親子や、3兄弟でオリンピック出場を果たした田中和仁さん、理恵さん、佑典さん兄弟が登場。2020年の東京オリンピック招致に向けたメッセージを発信したほか他、会場となった三井本館(中央区日本橋室町1)を、オリンピック・パラリンピック招致のロゴカラーをイメージした5色のライトで照らし出した。同ライトアップは期間中、毎日実施する。

 リアル宝探しゲーム「江戸古町秘宝伝説」や、地域のガイドが神田・日本橋を案内する「江戸古町さんぽ」(9日、事前予約制)、神田駅周辺の飲食店約30店が参加する「江戸古町はしご歩き」(4~6日・9日)などの企画を用意。最終日となる3月9日には、旧今川中学校の元校舎をスクリーンにしたプロジェクションマッピング「蘇る江戸古町」を実施する(18時30分から30分ごとに計6回上映)。

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