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日本橋・橋楽亭で「やまと絵展」 元祖「おばけ」の絵巻展示も

元祖「おばけ」が描かれた絵巻として知られる「金光明経(目無経)」の加彩復元作品

元祖「おばけ」が描かれた絵巻として知られる「金光明経(目無経)」の加彩復元作品

 「やまと絵展」が5月30日・31日、COREDO室町3(中央区日本橋室町1)3階にある「橋楽亭」で開催された。主催は「森村記念館」(名古屋市東区)。

元祖「おばけ」の絵巻展示も

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 大和絵画家の森村宜高さんが主宰する画塾「稲香画塾」の生徒作品と、森村さんが制作を手がけた作品約100点を紹介した同展。会場ではチャリティー色紙の販売も行われた。

 「大和絵」は、平安時代中期に中国風の「唐絵(からえ)」に対抗する絵画として発展した日本独自の絵画様式。四季の風景、名所、風俗、文学などを題材とし、繊細な線描と彩色が特徴。

 会場では、風神雷神、紫式部日記など歴史や古典文学をテーマにした作品、国宝の経典絵巻「金光明経(目無経)」の作成当時の色を研究して復元彩色したという森村さんの作品を展示。来場者たちは、作品に描かれた人物や歴史背景、制作技法などを解説する森村さんの話に耳を傾けていた。

 同絵巻は、後白河法皇の崩御によって制作が中断した物語絵巻の画稿(白描)の裏面(または余白)を利用し、法皇の菩提を弔うために写経されたと伝えられている。料紙(りょうし)に目や鼻のない人物画が描かれていることから、「元祖『おばけ』が描かれた絵巻」とも呼ばれている。

 森村さんは「歴史を重要視してきたことで守られてきた伝承や、先祖が積み上げてきた素晴らしい文化、日本の観光資源や文化を大切にしていきたい」と話す。

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