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築81年の江戸橋倉庫ビル、改装へ-外観そのままに安全性・快適さ向上

築81年の江戸橋倉庫ビル、改装へ-丸みを帯びた外壁と屋上にそびえる塔屋が船体を連想させる6階建て鉄筋コンクリート造りの建物-

築81年の江戸橋倉庫ビル、改装へ-丸みを帯びた外壁と屋上にそびえる塔屋が船体を連想させる6階建て鉄筋コンクリート造りの建物-

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 東京メトロ三越前駅近くの「三菱倉庫江戸橋倉庫ビル」(中央区日本橋1)の改装工事が9月30日、始まる。

国内で最初に「トランクルーム」サービスを開設した江戸橋倉庫ビル

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 同ビルは1930(昭和5)年に完成した日本初の都市型倉庫で、1887(明治20)年創業の倉庫物流会社「三菱倉庫」(新川1)が所有する。丸みを帯びた外壁と屋上にそびえる塔屋が船体を連想させる6階建て鉄筋コンクリート造りの建物で、東京都選定歴史的建造物でもある。「老朽化が進み、改装の話は度々あったが、ようやく準備が整った」と同社広報室。今回の改装では、安全性と快適さの向上、環境対応にも取り組む。

 同ビルは、国内で最初に「トランクルーム」サービスを開設したことでも知られる。家財道具や、美術品などさまざまな品物を預けることができるが、改装後のビルでも、2~5階部分にトランクルームを配置。6~17階は賃貸オフィスになるほか、1階エントランスホールは公開スペースにする。

 改装後は、地上18階、地下1階、延べ床面積3万平方メートルのビルに生まれ変わるが、現在の外観をほぼそのまま保存。高層階は「屋上にある塔屋を避けて作る計画」だという。  

 新装ビルは2014年8月に完成予定。  

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