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「日本橋だし場」に冷製「飲む茶碗蒸し」 和食店「季旬 鈴なり」とコラボ開発

夏季限定商品の冷製ドリンク「飲む茶碗蒸し」を手にする店舗スタッフ

夏季限定商品の冷製ドリンク「飲む茶碗蒸し」を手にする店舗スタッフ

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 かつお節などの製造販売を手掛ける老舗メーカー「にんべん」が運営するコレド室町1、1階の「だしコミュニティ『日本橋だし場』」(中央区日本橋室町2 TEL03-3241-0968)で7月23日、季節限定メニュー「飲む茶碗蒸し」の販売が始まった。

「日本橋だし場」に冷製「飲む茶碗蒸し」

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 荒木町の日本料理店「季旬 鈴なり」(新宿区荒木町)とコラボ開発した同商品。「だしの魅力をより多くの人に知ってもらいたい」という同店店主で料理人の村田明彦さんが発案し「にんべん」に話を持ち掛けた。

 「にんべん」社長の高津伊兵衛さんは自ら開発スタッフを率いて、卵とだしの比率や滑らかな食感にこだわりながら試作を重ね、新感覚の冷製ドリンクとしてストローで飲む茶わん蒸しの商品化にこぎ着けた。販売は「日本橋だし場」限定。価格は300円。

 同社研究開発部の榊原丈さんは「自然な天然だしの風味を気軽に楽しんでいただけるよう、手軽に持ち歩けるドリンクとして開発した。一般的にスプーンで食べる茶わん蒸しをストローで飲むという新しい形に作り変えるに当たり、卵とだしの割合を一から見直した。だしと相性が良い『クリスマス島の塩』で味付けをし、卵と本枯かつお節だしが引き立つ配合に苦心した」と話す。

 「シンプルな味付けだが、だしのうま味をしっかりと感じる仕上がりになっている。マスクの影響で熱中症が懸念されるこの夏、ひんやりなめらかな新食感の『飲む茶碗蒸し』で乗り切ってほしい」とも。

 「日本橋だし場」営業時間は11時~19時。「飲む茶碗蒸し」の提供時間は17時まで。

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