日本橋大伝馬町にある出版社「鎌倉新書」（中央区日本橋大伝馬町3、TEL　03-3662-2256）が3月1日、2012年度の学生インターンの募集を開始した。

新企画の提案にもチャレンジできる

　同社は、「エンディング（供養）」の分野に特化したマーケティング・出版会社。高齢化の進展や家族観・価値観の多様化を背景に注目が高まるエンディング業界で、一般消費者や法人に向けた情報発信やサービスの提供を行っている。

インターンの業務内容は、SNSを利用した新製品紹介や広報ブログの作成、同社が発行するマーケティング誌「月刊仏事」やポータルサイトの記事原稿作成など。顧客分析や原稿作成などを通して、ライティングスキルやマーケティング能力を身に付けることができるほか、実際の新企画提案を経験することもできるという。

　昨年6月からインターンとして働く慶応大学4年生の伊藤ナナさんは、外資系消費財メーカーのマーケティング職内定者。「実戦経験を積むことで、入社初日から力を発揮できる人材になりたい」と同社のインターンに応募したという。「働き始めてからすぐに、エンディング業界の可能性と奥深さを考えさせられた」と伊藤さん。「最初は業界知識がなく、『お墓って何屋さんで売っているの？』という状態だったが、上司から指導を受け、エンディング・マーケットの市場予測ができるようになった」とも。

　今回募集するのは、ライティングや編集に興味があり、知的好奇心が旺盛な大学生。ワード・エクセルの簡単な操作ができ、4カ月以上勤務できることが条件で、ビジネスの提案やCSRに興味がある学生も歓迎する。

　時給は950円～（応相談、交通費支給）。勤務時間は9時～18時で週2～4日勤務。定員は若干名。郵送とホームページで応募を受け付けている。