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人形町の夏の風物詩、「せともの市」始まる

人形町の夏の風物詩

人形町の夏の風物詩

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 人形町で8月1日、恒例の「人形町せともの市」が始まった。主催は蛎浜会、せともの市実行委員会。

たんたんたぬきの「お出迎え」

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 かつて陶磁器問屋が数多く集まっていたという人形町・蛎殻町・浜町一帯。戦後、問屋の数は減ったものの、1954(昭和29)年から年1回、在庫処分のための「せともの市」が行われるようになった。今年で58回目。

 新大橋通りを水天宮から人形町交差点まで350メートルにわたり、両側の歩道に陶磁器などを販売するテント約35張りが立ち並ぶ。例年3日間で30万人以上の人出があり、掘り出し物を探す客で夜までにぎわう。

 販売される品は陶磁器以外にも、クリスタルや江戸切り子などのガラス、漆器などの食器類全般や台所用品など。百貨店などで売られていた高級品の半端もの、見切り品、処分品などを中心に、市価の3~5割引きで販売する。値引き交渉も同市の楽しみの一つ。

 期間中、大観音時前で「ろくろ体験教室」も開く。参加費は1,000円。

 開催時間は9時~20時。今月3日まで。

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